ビーチボーイ&ビーチガールのクロニクル

南国ビーチで、ゼロからリゾートを建設し、営業し暮らした記録です

白い粉

(疑惑の白い粉)



フウテンおやじ妻Mです。(M=Y)


フィリピンは世界でもベスト3に入るほど、英語がよく使われている国だとか。。。


世界でベスト3というと、イギリスとアメリカの次なのか。。。


その割にはこの辺(田舎町)では英語が話せる、英語が理解できる人たちはぐんと少ないような気がします。(遠慮がちにいってもナンなので、このさい正直に言います、とても少ない、です)



しかも特有のアクセントがあるので。。。




オレンジ (Orange) がオレン“ズ”


ハー (Her)=彼女の が ヒィア (Here)=ここ


などに聞こえます。(注:全員がそうだというわけではありません)




英語の話せない、わからないウチの棟梁エンボイとこの辺りの言葉、ビサヤ語が分からない私との会話も、最近はそれでも工事が始まって数ヶ月が過ぎ、なんとか意思疎通ができたかも。。。。レベルになってきました。


でもエンボイと話す時は、ゆっくり、しかも決して彼一人には話さない。


必ず他の少し英語の理解できるワーカーを交えて話したり、伝えたりします。


しかし不思議なことに、日本語にとても近い発音の英語を操るフウテンオヤジの方が、フィリピン人にはよく通じるのです。




さてそんなある日、ふと上を見ると、天井と壁にずいぶんな隙間が。。。。


完全に壁がゆがんでいるのです。


たまたまエンボイが横にいて作業をしていたので、聞いてみました。


これはどうやって修正する?(ゴマかす?)のか、と。。




するとエンボイ


『あ~大丈夫。パチンコ・パウンドを使うから大丈夫なんだ』と。。。



パチンコ・パウンド。。。。? [犬]


口の中でつぶやいてから、口に出して言ってみました。



私「パチンコ・パウンド?」


エンボイ・その他ワーカー『そうそう、パチンコ・パウンド』


そんな名前の資材など聞いたことのない私。


しかもあのパチンコ??


隙間にパチンコ玉のようなものを埋め込んでいくの?


それともギャンブル性のある仕事とみなして、日本のあのパチンコにゴロあわせしたのか。。。?


そのパチンコ・パウンドをすぐ欲しいということで、近所の少々大きめの何でも雑貨屋で買ってきてもらうことにしました。




一見片栗粉風の白い粉(冒頭画像)。


しかもビニールには“P.C”と書いてあります。日本でいう“パテ”ですか。






水性ペンキ、セメント粉を少々混ぜこねる。


白玉を作る時よりちょっと固めで。。。




フウテンに「あれってパチンコ・パウンドっていうんだって。」と私。


おやじは怪訝そうな顔をして、『ふ~ん』とだけ。。。


おやじの関心なさそうな反応のときは、通常私が間違っていることが多い。。。[あせあせ(飛び散る汗)]




さて本日、その『PC』がなくなり、また注文しなければならなくなりました。


「もう一度名前を確かめてみるよ」とフウテン。


しばらくしてフウテン。


『パッチング・コンパウンドだって』


ええっ?!パッチング・コンパウンド (Patching Compound)。


なんだ、そうだったのか。


しかし、しかしです。


“パッチング・コンパウンド”という名前を踏まえて話を聞いても、いまだに私には“パチンコ・パウンド”にしか聞こえません。



ここまでくると私の英語のヒアリング力に問題あり?![耳]

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