家系図は人脈・金脈
(現場のしょっぱなからいるエリックーーーウチの工事は彼から始まったのだ)
『フウテンおやじ』の妻です。
(この時点で=)ウチの建築スタッフは総勢16人。
フェンス工事を担当したエリックを中心に確保した人材です。
ここフィリピンでは、誰かに人材募集(=スタッフ探し)をお願いすると、だいたいはその親、兄弟、親戚が第一優先されることが多いのです。
ウチの現場職人たちも漏れなく、正しいフィリピンスタイルで選ばれた職人達なのでした。
と書いてもピンとこないかと思いますので、うちの華麗なる?職人達をリストアップしていきたいと思います。
まずは冒頭のエリック。
彼の苗字は「マガルナ」です。
彼がフェンス工事(この国では家作りは境界の工事から始まる)のリーダーでした。
彼にクラブハウスの工事を始めるにあたって、頭(=棟梁)探しをお願いしたのでした。
ではスタート。
(もうご存知ウチの大棟梁:エンボイ)
珍しく(カメラから)逃げずにポーズをとったエンボイ。
私の手元にある彼のフルネームは「エンボイ ラウル」。少し前までこれが彼のフルネームだと思っていたのですが、“ラウル”なんて名前のような苗字は珍しいなと内心思っていました。
そうしたらつい先日、エンボイは“ラウル”が本当の名前で“エンボイ”はニックネームだと判明。
“エンボイ”なんて冗談みたいな名前だったので変だとは思っていたのです。
彼の本名はラウル マガルナ、です。
でも私的には、“ラウル”なんてちょっとフランス人チックでカッコ良すぎるので、やっぱり今までのしでかしてくれた数々の功績からすると、“エンボイ”が丁度よい名前なのではと思います。
前置きは長くなりましたが、エリックと同じ苗字。
彼は、なんてことないエリックの“おじさん”でした。
そしてカラフルなジャージを毎日はきこなす(紺、ピンク、オレンジ、黄色、ブルー、グリーン)職人:シートもまた苗字がマガルナ。
(アネシート)
ちなみに画像のシートのおズボンは紺色ジャージ。
よ~~く見るとエンボイに似ているではありませんか。
さてなぜでしょう。
なぜなら彼は
①エンボイの息子だから
②エンボイの兄弟だから
③エンボイの親戚だから
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
答えは②。
正解された方!おめでとうございますっ。でも何もでませんっ。
まだまだいきますっ。
上の画像の地味なワーカー、ダニーロ。
とてもジミで、いるかいないかよく分からない時があるのですが、この彼もまたマガルナ。
(ここまでくるとこの“マガルナ”姓、愛着を感じてきませんか?)
ダニーロは無口、でも前述シートがそれをカバー!
さすが兄弟!
無口な兄:ダニーロに代わって、壊れて止まらなくなった蓄音機のようにしゃべるしゃべるしゃべる弟シート。。。
あのおしゃべりな管理人のおばちゃん:ルイーラとシートが一緒に話すと、ウチの工事現場が音声多重のようになります。
そしてマガルナのエリックといえば、彼をはずせません、オンド(↓)です。
実はオンド、エリックの義理の父親。
つまりエリックの奥さんがオンドの長女です。
ハイ、どんどんいきましょー!
オンドの苗字はルナ。
ルナ=月??
なんて素敵な苗字なんでしょう。
そんな素敵な苗字の持ち主がもう一人。
それはジェームス(↓)。
ID用の写真を撮影したわけではありません。
バックはうちの壁。
彼もフェンス工事グループからずっといます。
そのジェームスとオンドは、これまた親戚なのでした。
お次は。。
フウテンもその日本の職人並みの腕前をかっている、ウチの貴重な人材ロッキー(↓)です。
そして下の画像、黙々と仕事に集中する彼は、多少疑問を残しながらも一応は左官の一人と呼べる????かものジェームスの親戚。
ロッキーの奥さんとジェームスの奥さんが親戚。
ここまでくるとややこしくてどうでもいい気分になってくるので、ちょっと気分転換に。。。
(ビクトリオ)
外壁作業をしているだけで、決して顔しか映ってない心霊写真などではありません。
管理人のおばちゃんと二人でワーカーの平均年齢をあげている、左官ビクトリオ。
おじさんと姪っ子の関係です。
黙々と仕事に集中する彼は、多少疑問を残しながらも一応上手な左官の一人と呼べる?。。。。かも。。。。?といえるジェームスの親戚。
(ルイーラ)
上は管理人のおばちゃんです。
なんとなく目元が似ているおじと姪?!
全然気分転換になりませんでしたね。失礼いたしました!