石壁と奮闘・・・前編
(貨物用?のトライシクルに牛=画像中央やや上に牛の尻=が乗っている)
夕方、仮住まいの前の道路に、牛を積んだトライシクルが止まっていた。
豚は普通に運ぶが、牛は珍しい。
(牛は降りるのをとても嫌がって、座り込んでいる)
どうにも動かない。
それはトライシクルが好きなのではなく、降りたら・・・。
そう、この牛は明朝に屠られる運命なのだ。
近所の人が祝い事か何かで買ったらしい。
さて、こちらもホントにエライコッチャだった。
一時は石壁採用のアイデアは、私のミスではなかったかという疑念に駆られた。
上の記事でお話したが、その後も例により窓枠の仕上げなど何か他の作業をするごとに、石壁が汚れ、みすぼらしくなっていったのだ。
そして腕のいいロッキーの貼ったところと、他の職人の部分の違いは、如何ともしがたい。
石についた汚れを取るために、石をひとつずつスクレーパーで磨いて水洗いしていく。
石灰岩質の石であるからスクレーパーでも簡単に削れ、汚れは落ちるが、これでは4人ががりでも何ヶ月もかかってしまう。
石の数は、どうみても5000個以上あるのだ。
私のプランがピンチだ・・・・・
(日没後はライトで照らして作業)
後編に続きます。