ビーチボーイ&ビーチガールのクロニクル

南国ビーチで、ゼロからリゾートを建設し、営業し暮らした記録です

クラブハウス前のテラス・・・後編

(今までに出たタイルの切れ端を、床全面にモザイク風に貼っていく)



買ってから運ぶ途中で割れたタイル。


都会のホームセンターからウチまで150キロ近くあるし、ボロ車だし道は悪いし、配達は無し。


その破損率は5%はあるのだ。


それから、施工中にカットしたタイル&失敗したタイル、私は全部残してある。



それはそれで使い道がある・・・つまり人と同じ・・・だからだ。



その形のまま貼っていく。






切れ端や割れたタイルを捨てさせなかったのは、このためだ。


みてくれに賛否両論はあるだろう。


しかし、3×12メートル=36㎡をまともにタイル貼りすると、40センチ角のタイルで225枚+アルファ、材料費や人件費を考えるとかなりの金額になる。


したがってこんなフローリングも好いかな、と思う。


色も形もバラバラ。


それもイイ。







(タイルとセメントの面をフラットにする為、何度もモルタルで調整する)


モルタルと云うか、セメント粉だけで練ったものだ。



タイル面とモルタル面で、大きな1枚の均一な面を作る。


地味で難しく面倒だが、大事な仕事だ。


幅3メートル、長さ12メートルのテラス。


36平米は、畳で云うと約22畳の広さだ。






(更に残り物タイルを利用して、玄関への階段を貼っていく)







(出来上がりは、こんな風になった)




あとは、バルスターの上に照明を取り付け、縁取りの部分をペンキで塗ってほぼ終了。


完成したら、またの機会にご報告。


周辺に鉢植えでも置けば、サマになるのではと思っている。









さて、このクラブハウス正面。


陽が当たると建物からの照り返しと相まって、ほぼ真っ白の世界が出現する。


眩しいくらいだ。



トロピカルビーチなのに、私は春スキーのゲレンデを思い出した。


白馬、八方、志賀・・・・etc   ゲレンデ&アウトバックを思いっきり滑り倒したくなった。


連日、早朝からナイターまで。



もうムリだろう。



今やるべきこと、できることに集中しよう。

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