魔人ブーのベッドを作る・・・前編
(借り物画像)
今日も一日が、終わりました。
朝から現場に張り付いて。
最近は、暗いうちの3時に起きても5時に起きても、1日があっという間に終わります。
これはどういう事なのでしょうか?
1日がアッという間、1週間がア~ッという間に過ぎ去ります。
良い事なのか悪いことなのか、自分では分かりません。
さて、ドラゴンボールという世界的に大ヒットした(している)日本のアニメ漫画をご存知だろうか?
もしご存じない方は、下のウィキペディアをご参考に。
かく申すフウテン、実はファンである。
自慢にならないが、いくつかの主題歌もガンガン歌えてしまう。
私見だが、『Z』シリーズあたりになると格闘シーンばかり多くなってきて、悟空が子供の頃の話の『ホノボノさ』がなくなってきた。
それが少し寂しかった(笑)が、とにかく、世界中の大人や子供を熱狂させるメガヒットである。
スタート時から数十年を経た今でも、世界各国でオンエアーされ、少しも古さを感じさせないところが全く凄い、と私は思います。
以上、昔話で恐縮です。
(借り物画像)
さてそのドラゴンボールの中の登場人物、悟空の強敵の1人に、『魔人ブー』がいる。
(借り物画像)
上の画像を見て頂きたい。
よく似ているが、ちゃんと『M』とあるし、これはウチの奥様だ。
下が本物の『魔人ブー』である。
(借り物画像)
全然違うのだ。
この奥様、じゃなくて魔人ブー。
物語に登場当初は、『ミスターサタン』と仲良くしたりして、ちょっと気の良いキャラだった。
そして、『特級建築士』の私が興味を持ってTV画面を観察していたのは、魔人ブーのベッドである。
私の記憶に間違いなければ、ブーのベッドは石で出来ていたのだ。
私の研究?では、『ブー』のとてつもない体重を支えられる材質は、石しか有り得ないので、作者が石のベッドをブーにあつらえたものと推察する。
私は、この『ブーの石のベッド』を、是が非でも作りたかったのである。
「フウテン」などと名乗るのであるからして、私も過去に様々な物を褥(しとね)としたことがある。
草、砂、砂利、土、雪、そして、木の板、コンクリート。
草、砂、砂利、土はバイクや車で放浪しキャンプした時、木やコンクリートは成り行きでそうなってしまった時である。
たいていの場合は、直接ではなく寝袋やキャンプマットなどを使用したので、正確には褥とは言えない。
寝心地ランキングを与えるとすると、草と土が一番。
”地球”を体感して、ヘタな布団よりずっと心地よい場合がある。
最悪は、コンクリートだ。
木も堅いので、寝心地が悪いだろうと思われるかもしれないが、コンクリートに比べれば断然良い。
例えば、試みに頭を木とコンクリートにぶつけてみると分かる。
間違いなく、コンクリートのほうがずっと堅いのだ。
(地下街などで寝ている、酔っ払いやホームレスの方々は、そういった面では尊敬に値する。)
さて、この「石のベッド」を、ビーチコテージに具現するのである。
私が寝るわけじゃない。
お客様が寝るのであるから、そのまんま石という訳にはいかない。
ちゃんと上にぶ厚いベッドマットを敷くので、ご心配なく。
背もたれを高くして、全体をタイルで覆う設計にした。
プランでは、対面する壁に大型テレビを設置して、寝テレビを楽しめるようにする。
南洋の空の下では、ぐうたら生活が似合う。
後篇に続きます。
(ちなみに、寝テレビプランはボツになった・・・電波がなかったから)