ビーチボーイ&ビーチガールのクロニクル

南国ビーチで、ゼロからリゾートを建設し、営業し暮らした記録です

窓は・・・



昨日(=10数年前の『昨日』で当時4歳)の、フィリピン1号の昼ごはんです。


豚肉野菜炒め、鯵と野菜のスープ、モツ煮込みとご飯です。




今日は朝から、コテージ2号の窓のプランの図面を引いてました。


もう壁が立ち上がってきましたので、急ぎです。




国、ロケーション、階級によって、どういう窓が”GOOD”か違ってきます。


窓は『採光!室内を明るく!』と言う日本式の考えは、少なくともフィリピンの田舎では、あまり適切ではありません。


都会のマンションとかは別として、ド田舎の庶民の家では、『風を巧く通すこと』が、最優先です。



風の通り道を創ることです。


熱帯に属する土地では、風を利用すると、家は快適になります。


季節や時間ごとに吹く風は違いますので、そこらも考慮いたします。


『風が通らない家』は、蒸し暑く住みにくい家です。


しかし広い大きな窓は、日差しが部屋を貫き暑くして、最悪です。


虫も入りやすいし、熱帯特有の突然の驟雨=『スコール』にも対応しません。



庶民にエアコンは買えないし、買えたとしても電気代が払えません。


家の中が薄暗くても、クソ暑いよりはマシなのです。


ここでは、日射はむしろ敵なのです。



『風』がキーワードです。





窓図面の合間に、コテージ1号の家具や手作り照明の図面やモロモロ。



工事の段取りと図面とアイデアが、少々ボケている私の脳みそを、ごった煮のようにしております。



異次元空間のカオスのようです。

×

非ログインユーザーとして返信する