コテージ1号の寝室クロゼット
寝室クロゼット製作中の大工:D、材料は主に合板。
(右の子供は当時3~4歳のフィリピン1号)
最近(←10数年前の「最近」です)雨がよく降ります。
無理に分類すれば、今は雨期後半ですので、時期としては雨の多い時期でございます。
しかし、当地では雨は夜間に降る場合が多く、日中はたいてい晴れております。
皆様は、『雨期』というと、ジメジメした梅雨のようなものを想像するかも知れませんが、趣が大分異なります。
『驟雨』と云うか、ブァ~ッとしばらく降った後、すぐ止み晴れる。
そんなラテン系の雨がセブ島の雨期です。
昼間の雨は、5~10分のスコール、いわゆるシャワーというヤツです。
陽性の雨というんですか。
そんなざっくばらんな雨を見慣れていると・・・
シトシトと1日中降り続く雨のなか、微妙に色を変える紫陽花。
なんて、エキゾチックな日本情緒もいいなぁと思います。
さてNO.1コテージの寝室は、ネイティブ風味満載のリビングルームとは、違う味付けになっている。
何故なら、ベッドルームの善し悪しは、安眠できるかどうかに尽きると思うからである。
そして、安眠の為には、静寂と清潔さと室温が重要だと考えるからである。
となると、窓はジェラシー(ルーパー)よりスライディング(引き違い)が遮音性と気密性が高いし、天井も張ったほうが断然有利だ。
日本からの日本人の方は、この気候を暑く感じるので、寝る時はたいていエアコンが必要であろう。
そんなわけで、備品もリビングとは毛色を変えるのである。
ヒンジ取り付け中。
ほぼ出来上がり、塗装はペンキ職人のカミーロが担当。
餅は餅屋なのだ。
色はリビングの家具のマホガニーではなく、白にした。
大工:ドドンにペンキ塗りをやらせると、色むらや厚みむらが多い。
はっきり言ってヘタだが、困ったことに本人だけは気が付いていない。
そこで間髪をいれず(このタイミングが難しい)ドドンに次のミッションを与え、ペンキ塗りをさせないようにしている。
他の連中は家具を作れないから、これは適材適所なのである。
ハンガー用のパイプと取っ手をつけて完成。
一番下の段は2.5センチ厚の合板にした、何故なら重いセーフティボックスを固定する予定である。
重心も下がり安定するので、一石二鳥だ。