ビーチボーイ&ビーチガールのクロニクル

南国ビーチで、ゼロからリゾートを建設し、営業し暮らした記録です

床下に浄化槽

ポリスとロイヤー。



ひと回り小さなポリス(手前の白黒)。


普段はロイヤーにイジメられますが、イジケル事なく昼寝は一緒です。


兄弟ではないのに、こうしていると兄弟ですね。





さて、コテージ2号のトイレの話です。


浄化槽は便器の真下に設置するプランだった。


このスタイルが、構造が簡単なのでトラブルが起きにくく、コストも少なくあがる。



『プランだった。』と過去形になってしまったのは、ウチの大棟梁エンボイが浄化槽を作り忘れて、その上の間仕切壁を作ってしまったのだ。


排水の行き場がない、水洗トイレができそうだった。



(『ウデが良い』と云っても、所詮、ド田舎の職人はこのレベルなのだ)




承知の上で始めたのだ。


まぁ、工事の全ての責任は私にあるわけで・・・・・


他のスタッフは、何も考えず、ただ言われたことをするだけの作業員だ。



しかしエンボイ、お前も同じじゃ困るんだ、棟梁なんだから気が付いてくれ!


私には他にも考える事や、すべき事が山ほどあるんだから。



起きた事は仕方ない。


日本じゃ考えられないような『現場』なのだ。


プラン変更だ。


結局リビングルームの床下に浄化槽を作り、配管でそっちへ流すことにした。


配管の傾斜や角度調整が難しく、さらに2枚の壁の基礎を斜めに通す工事になった。



リビングの地下を掘って浄化槽を作る。



この後内部を2分(2槽化)する。




トイレからの長い配管。


床は、タイル+モルタル+4インチ(10センチ)厚のコンクリートを施工するので、浄化槽からは、更に直近の外壁外まで配管する。


空気抜きと吸引汲み取り用の2本のパイプだ。


また、大棟梁のおかげで、「やれやれ」だ。



ま、お客様用のコテージなので、年に50日稼働するかどうか・・・・

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