ビーチボーイ&ビーチガールのクロニクル

南国ビーチで、ゼロからリゾートを建設し、営業し暮らした記録です

吾輩は『過緊張』である!・・・後編

(スタッフ全員集合)


(前伊から2列目の一番右が、不肖:私フウテンオヤジであります)




前編より続く。



しかしながら、私の過緊張の原因は、誠にはっきりしております。



このウチの連中の仕事ぶり、例えばこれです。




上は2号コテージの、シャワールームの天井に近い壁のアウトレット(コンセント)用の配線のボックスです。


この際、セメント汚れは問題ではありません。


ミスは、面(ツラ)です。


この浴室の壁は、クラブハウスや1号コテージ同様、タイルで仕上げるのです。


そのタイル&モルタルの厚みの分、ボックスを、下塗りの壁のツラより外に出して固定しないとダメなのです。


全く同じミスを、半年前にクラブハウスのシャワールームでやってのけ、手間をかけて作り直しました。


1ヶ月前の1号コテージの時は、たまたま私がそこに居たので、指示を出してOKでした。


もう云わなくても大丈夫だろう、と信用した訳では無いのですが、言い忘れました。


すると案の定です。


学ぶと言うか、習得すると言うか、向上することが見受けられない人が多いのです。


ですから、その都度同じことを何度も注意しないと、同じミスを何度でもやってくれます。



私は幼児の母親のように、同じことを何度も何度も、大人相手に、繰り返し言わなければなりません。


これは精神的に結構キツイです。


ちょっとでも気を抜くとどうなるか分からない、という強迫観念のようなプレッシャーもエライです。


しかしそうしないと、彼らは何をするかわからないのです。


私の過緊張は必然、なのであります。



私もどう転んでも、あと10~20年の命でしょう。




カキンチョ~?


上等でぇ~ぃ!




”薬酒” だぁ~?


ココに、あるわけないだろうが!




”就寝前の風呂” だぁ~?


風呂なんかココじゃ、汗が止まらなくなって、よけい寝苦しくなっちまうぜ!



キンチョールだろうが、ガキンチョだろうが、大きなお世話だ。



まいにち毎日、四六時中、緊張して暮らして、どこが悪い!


こうなったら、“過緊張の世界記録(?)”でも、うち立ててやりましょうか。


過緊張王座決定戦とか、過緊張オリンピックとかないのでしょうか?




不肖フウテンおやじ、当分暫らくは、その名にそぐわない過緊張で活きていきます。



クラブハウスの2階から見るお隣のヤシの林。




おぉ~い、椰子の木やぁ~い!


毎日、何考えて生きてんのかよ~?


倒れないように、キンチョウしてますか~?






・・・・・・


現在、引退し帰国して6年。


過緊張はそのままです(笑)。


やはり、持って生まれた本性でしょう。


当時のスタッフのせいではなかったか? 


ごめんね。

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