初体験のカマド作り・・・4(謎のカラマイとは?)
例の物質?『カラマイ』を混ぜたモルタルを、エリックが打ち始めた。
(前回の続きでございます)
私は、ビサヤ語の“カラマイ”に、私の知っている物質以外の意味があるのかと思いました。
ウワサの発信者:ペンキ職人のKに聞いた。
「カラマイって、〇〇〇〇のことだろ?」
『イエッサー!この前あそこのパン焼きオーブンを作ったときも、カラマイを混ぜてたよ。』
セブはビサヤ語(=ビサヤ地方のフィリピン語)です。
〇〇〇〇は、カラマイのタガログ語(=マニラとその近郊のフィリピン語=標準語)です。
念のため、アシスタントのJに、〇〇〇〇以外の意味がビサヤ語の『カラマイ』にあるのか確認したほど、意外なものです。
さて“カラマイ”とは、ナンでしょう?
その答えは、思いっきりモッタイぶってまだ書きません。
想像してください。
私は専門家ではありません。
しかしそんなことが、ホントにあるのでしょうか?
困ったときのインターネット。
ウチは人里離れたへんぴな場所ではないので、ネット環境はまぁまぁです。
“カラマイ”=”〇〇〇〇”とセメントの耐熱性の関係に関し、ちょっと調べてみました。
結果、ほとんど情報なし。
ひとつだけ見つけたのは・・・・
・・・・セメントに偶然カラマイ(もちろん記事の中では日本語です)が混ざってしまい、固まらなくなって困ってしまった―――という記事です。
したがって、それを自分から混ぜるなんていう発想は、誰にも無いようです。
もともと突拍子もないことですし、胡散(うさん)臭い、眉唾ネタの雰囲気がアリアリです。
ガセネタでしょう。
しかし半面、非常に面白い話(私にとっては)です。
第一ネットに載ってないなんて、今どきあるでしょうか?
この話はウソに決まってます。
しかし、オモシロイ。
私は、この話に乗ってみることに決めました!
結果が出るのは先の事でしょうが、失敗なら失敗でかまいません。
失敗から学び、また次の作戦でやり直します。
もし、うまくいったら、“瓢箪から独楽”(ひょうたんからこま)。
こんな愉快なことは、めったにありませんから。
エリックの手さばきにも、”迷い”がアリアリ。
その“カラマイ”を1.8キロ!混ぜて、天板のセメントを打ちました。
経過を比較できるよう、手前のアクセスを普通⁽=カラマイ抜き⁾のセメントで、同時に作っておきました。
長くなったので、ここらで続きは次回と言う事で・・・・。
えっ? 『カラマイ』は何か! ですって?
ゴメンナサイ、それも次回と言う事で。
ぜひ、推理してください。
マンガの『巨人の星』(←古すぎる)や、アニメの『ドラゴンボール』(←これも古いか?) のように、「乞う、ご期待!」と、さらにヒッパッてみます。
次回に続けます。