ビーチボーイ&ビーチガールのクロニクル

南国ビーチで、ゼロからリゾートを建設し、営業し暮らした記録です

アマカンシートがやってきた

アマカンシートを壁に仮止め。




1号コテージで採用して大好評?!のアマカン(&サクサク)シート。


[ご参考に過去の記事(↓)です]







かなり悩んだが、2号コテージのリビングにも取り入れることにした。


何故悩んだかと言うと、2号コテージのリビングは第1ほど広くはない。


3×5メートルの15平米。
細長く、採光も構造上2方向のみとなっている。


この条件で壁にアマカンシートを貼ると、部屋がやや暗くなるのではないかと言う懸念があり、躊躇した。


しかし最終的には、アマカンシートの持つアジアンテイストを優先し、採用したのだ。


通常のペンキ仕上げの安ホテルなら、フィリピンでも五万とある。




例によって、ジャングルの奥地のサプライヤーに注文して配達されるまで、3週間を要した。


注文を受けてから材料を山に刈り取りに行き、せっせと編み、自然乾燥させるという工程を考えれば致し方ない。


20枚、57㎡分だ。


シートが大きいので、2人以上でやらないと貼れない。





ウッドステンで下塗りした算木を使い、コンクリート釘でシートを固定。





1号コテージと違い、今回はコンクリート壁を仕上げてからシートを貼るようにした。


1号では、壁にまず算木を打ちつけてから、シートを張り、さらに別の算木でシートを固定していた。


今回のほうが、最終的にはベターだと思う。



なるべく模様をそろえるようにと言っておいたが。途中からおかしくなった。


無理な注文を出すと、バカな失敗をするので、好きなようにさせた。


彼らの能力以上の指図は、しないほうがイイととっくに学んだ。



画像では見えないが、腰の高さまではペイント仕上げのコンクリート壁で、そこから上は天井までサクサクシートだ。



左は玄関ドア、右のドアはそれぞれ、ベッドルームとトイレシャワー。



半円は、玄関ドアの上部。



シートの仕上げは、ニスを二度塗りした。




近所の民家は、アマカンシートの向こう側は屋外、つまりシートが壁なのだ。


ゆとりのある家は、あいだに2⁽インチ⁾×2⁽インチ⁾の角材で桟木を組んで、両面貼りとすることもある。


ウチのコテージの場合は、サクサクシートはあくまでデコレーション、デザインだ。


下にコンクリート壁があるので、遮音性や、セキュリティは問題ない。

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