ビーチボーイ&ビーチガールのクロニクル

南国ビーチで、ゼロからリゾートを建設し、営業し暮らした記録です

酒処か、お座敷か

ジャマなヤシの木の切り株(とても重いのです)、取り除いてます。



さて、クラブハウス、1号コテージ、2号コテージとプロジェクトはつながった。


2号コテージも、間もなく竣工するだろう。


だが、まだまだ、終わらない、とまらない。





・・・・


目の横で徳利の首を振って


「おねえさぁ~ん!」
「お銚子カラだよ~ん。」


するってぇ~と
すらっと細い指で、暖簾のすみをチラと持ち上げ


「はぁ~い、若旦那ぁ」
「いま、おもちしま~す。」


粋な島田(髷=まげ)のねえさんがこたえる
絣(かすり)の江戸小紋がお似合いの
うなじが艶っぽい・・・・



そこへのっそりと、あっしフウテンおやじ、
どさっと胡坐(あぐら)をかき


「サケダ、酒だ、さけだ~!」


と○○製薬のCMソングもどきのせりふ



「あらまあ、フウテンさん。」
「また魚が釣れなくて、お酒ですか?」
「まいにちお酒ばかりじゃ、お身体に毒よ。」


駆けつけ3杯のフウテン


「てやんでぇ~い」
「魚がカゥエィソウだから、こちとらわざと釣らなかったのよ。」
「それより、なんかアテともう一本つけてくんな。」




私はこんなことを、フィリピンの田舎でやりたいな、というのです。


何もわざわざフィリピンでしなくても・・・などと正論を吐いてはいけません。


バカバカしいと思うものや、意味のないことに、価値があることがあるのです。


本当ですよ。



ちなみに、“粋なお姉さん”は、当然ですが奥様が担当します。


皆様ズッコケないよう、お願い申し上げます。



てなわけで、次のターゲットは“お座敷の食事処”。


1号コテージの北側、ビーチ前に、


「セブの田舎に、お座敷を作るんでぇ~い!」



ここが食事処の予定地。


目の前はビーチ・・・海。






縄張りし、くい打ちを終わった。




もうあとへは引けないし、引く気もない。

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