露天風呂作り・・・②
内側の型枠、内枠?です(・・って説明しても分かりにくいですが・・・)
『熱帯のセブなのに、露天風呂なんて・・・』と思うでしょうが、海で遊んだ後、特にダイビングの後は、体は冷えていることも多く、風呂はありがたいです。
かつていたダイブリゾートでは、ドラム缶風呂を作ってリラックスしていました。
それを見たフィリピン人のダイビングガイドたちは、『オマエが茹で上がったら、みんなで喰ってやるぞ、まずいだろうけど』とか冗談言ってました(田舎の比国人は、熱い湯に入る習慣も発想もありません)。
しかし、1週間もしないうちに、彼らも喜んで入っていました。
下の記事(↓)の続きとなります。
縦横3メートル×3メートル、高さ80センチのコンクリートブロックの囲いの中に、ベニヤと角材で露天風呂用の型枠を作りました。
排水トラブルを避けるため、浴槽の排水口を地面より高くします。
下から順に防水セメントを打っていきます。
セメントの厚みは20センチくらい、その外側には海砂利を入れていきます。
少しセメントを打ったら砂利を入れる・・・時間を置く・・・またセメント・・・砂利。
こういう仕様というか設計が、理に適っているかどうか、分かりません。
あくまで、フィリピン・サバイバーのした事と思ってください。
数時間おきに五度ほど繰り返すと、高さ80センチまで埋まります。
作業の合間に、見晴らしの良い露天風呂に上がる階段の、下ごしらえもしておきます。
画像の階段の奥右側は、シャワースペースです。
海からすぐ露天風呂はないでしょう。
砂をシャワーで流して戴きたいし、ダイビングの場合は、ウェットスーツを脱いでほしい。
それでこそ、露天風呂の醍醐味です。
ただし。海外ですから水着は着用、スッポンポンはダメなのです。
一番上は厚さ4インチ(約10センチ)のモルタル塗り。
これも下地です。
この状態で5日ほど置きます。
型枠を外すと、こんな感じです。
この後、仕上げに入りますが、これがまた長いので、次回に続くということでご勘弁を願います。