秘密基地は屋根うらに
(屋根工事中のクラブハウス)
(2階フロア―から上を見る)
(屋根鋼板を張り終えた)
チョット想像して欲しい。
屋根裏の空間、つまり横から見れば、2階のコンクリートの梁から上は二等辺三角形にした。
(屋根裏は広大な空間)
もちろん鉄のアングルバーのトラスが、2メートル置きに立っている。
貧乏性のフウテンとしては、この168立方メートルは捨てておけない。
(光が漏れているのは、まだ仕上げが終わっていないためです)
実際2階のビーム(梁)の上に登って確認しても、とても広いのだ。
隅の高さが無いスペースと鉄のアングルを避けて、人が立てる有効な中央部分だけでも、横2メートル×縦3.6メートルで高さ1.8メートルの空間が、6個もとれるのだ。
かがんでアングルをよけるなら、12メートル×3.6メートル最低高さ1.8メートル、約26畳の広さの『屋根裏』だ。
コンクリートビームの上であるから、強度もバッチリだ。
どうしよう?
あぁ、どうしよう?
何か良い利用法は無いだろうか?
フウテンの隠れ家、瞑想場?
ナチスドイツの親衛隊が来た時の隠れ場所?・・・アンネフランクか?
黒魔術の秘密の集会?
引きこもりのお客様専用の、引きこもり部屋?
小学校や協会の寄付集め、借金取りが来た時の、居留守場所?
蚕(かいこ)を飼って、養蚕業を育成する?
つまらん。
ウ~ン、どうもいいアイデアが浮かばない。
ちなみに、晴れた日中は屋根が熱せられかなり気温が上がる。
熱帯でサウナに入りたい人は別として、苦行。。。。
しかし、写真のように軒下と中央に金網内蔵のベンチレーションが5箇所あるので、地上10メートルの高さと相まって空気は清浄で、虫やネズミは入れない。
(正面中央、テラス上の風通し)
(2階の軒下の風通し)
とにかく、コンクリートのビームとアングルの上に板を張るだけで、簡単に床は作れる。
この素材とこの傾斜では、100mm/hourの土砂降り(=熱帯のスコールでも滅多にない豪雨)でも雨漏りは無いと思う。
雨樋も筧(かけい=縦管)も太くしたし。
(熱帯のスコール、例えば50mm/hour以上だと、日本風の瓦屋根とかスレート屋根、細い雨樋・筧では対応難しい。 雨漏りや雨樋・筧から水が溢れることが多いです)