ルーティンワークとお買い物の話
(今日のお買い物)
きょうのお買い物と言っても、最近のフウテンのお買い物は食料品とかではない。
酒&タバコでもない。
冒頭の画像である。
・メイドルーム用とクラブハウス用のシャワーのバルブ。
・同じくシャワールーム用の蛇口。
・水道配管用のボールバルブとゲートバルブ。
・そして、ドアヒンジ(ドアの蝶番)。
以上はセブ市で買い忘れた物や、設計変更で増えた買い物である。
ブロックだ、砂だ、セメントだは、資材屋さんに注文して届けてもらう。
しかし、器材というかなんちゅうか、それ以外は自分で買い揃え、いちいちワーカーに渡し施工するスタイルなのである。
資材屋さんでは種類が少なく、安くて良い物が揃わないからだ。
毎朝5時に起きる。
何やかやする。
。
2分で朝食を食べる。
何やかやする。
7時過ぎ、現場に行き仕事の指示と現状チェックをする。
今日の作業に必要な資材が全部揃っているか、再確認する。
そして、スタッフのみんなの顔色もチェックする。
ドマゲティ市での買い物があるときは、それからバスに乗るのである。
バスが来れば、35分でセブ島南端リロアンの船着場。
そこで船に乗れれば、20分でネグロス島のシブラン着。
そこから乗り合い軽トラックで、15分で都会の匂いのするドマゲティだ。
言っておくが、ここはフィリピンでもまだ買い物には便利なほうの地域だ。
建築用の物を買い求めるには、ササッと足早に3軒まわり、品揃えや値段をチェックする。
店によって、これは安いがアレは高い、という事があるからだ。
日本の『賢い主婦』感覚である。
(今度女に生まれ変わったら、私フウテンオヤジは良い奥さんになるぞ~!)
フィリピンは、とにかく同じ物でも店により、値段が常識はずれに違う場合が多い。
3軒とは、専門店の〇〇マッチャオ、スーパー〇〇プラザの中のDOITコーナー、そして中国製のバッタ物がドッサリとある〇〇トップだ。
目的の買い物が済むとすぐ戻る。
買い物というと何かリラックス、『楽しい』、とか華やいだ気分になるのが普通だが、私の場合は100%仕事、自分で課したミッションだ。
子供を遊園地に連れて行って、遊ばせずに勉強させるような、そんな感じだ。
(ちなみに、現場休みの日曜のセブ市の買い出しの場合は、朝6時過ぎにバスに乗り、どんなに一所懸命まわっても帰りは夜8時ころになる。 往復6時間のバスと、メモ&計算機片手の店歩きで、半ば放心状態で帰ってくるのだ。)
今日はちょこっと気晴らしに、スーパーのバーゲンで普段着Tシャツ2枚買った。
1枚149.75ペソ、2枚で850円くらいだ。
フィリピンの田舎では、家と近所に居る限りほぼ1年中、上半身裸&下半身短パン・ビーサンで暮らせるので、別に衣類は要らないのだが、これで少しだけ気分が晴れた。
帰って現場で、またひと仕事だ。
フウテンとは思えない、賢い主婦の仮面をかぶったワーカホリックおやじ。
元・団塊・モーレツ社員・のフウテンオヤジである。