ビーチボーイ&ビーチガールのクロニクル

南国ビーチで、ゼロからリゾートを建設し、営業し暮らした記録です

ドアノブ

(このブログ記事から、数年後にタイムスリップして沖から見た、ウチのシーサイド側の遠景である)





昨日(10数年前の)は、ほぼ完全にヘロヘロになりました。


セブ市遠征・・・・先週取り逃がした電気製品とその他の買い付けです。




調達(=チャーター)したトラックがひどかった。


日本だったら、30年前に廃車になった亡霊のようなトラックです。


エアコンは当然ない。


窓は開いたまま動かない。


ガタガタと振動がすごい。


各種ライトは、途中でおまわりさんに止められるほどいかれてるーーー(ヘッドライトの片目以外)ほとんど点灯しない。


南洋の島で朽ちている、旧日本軍の戦車のようです。


セブしに行くのに乗っているオンボロ乗り合いバスが、ロールス(乗ったこと無いけど)のように思える乗り心地でした。



これで、朝6時から夜10時半まで。


運転席の横で、奥様と2人でぐったりしました。






さて翌朝、現場仕事。


ドアを嵌めてペイント。


次はドアノブの取り付けだ。



やはり出てくるのは、エンボイ。


私は不安でしかたないが、ご本人は自信満々なのである。


また他のワーカーに頼めば、更に恐ろしい事態にナルかもしれないので、マァしかたない。


ゲタを預けた。



(ドアに穴あけ)


((穴の仕上げ)


(横にラチェット)


(大丈夫か?)





しかし、下の写真のように、ヘタクソなのでノブがずれたり、ドリルでドアを破って補修したり、相変わらず裏切らないでやってくれる。



(ドアノブが飛び出している)


(穴あけでドアの木を破り、接着剤で埋めた)




(これらは写真では分からないが、錠の穴とノブの穴の位置が微妙にずれているので、ロックやノブが異常にかたい)



様々な不具合を修正させようとすると、どんどん逆にひどくなっていくのが彼らのいつものパターンだ。


日給なので、やればやるほどウチの払う人件費はかさんでいく。


私にとってはいい事は何もない。


仕事の先もつかえている。




したがってどうしようもないのは、作業時間終了後に私が直すことにした。


ドアノブの取り付けは一見難しそうだが、道具さえあればちょっと器用な人なら問題ない。


何回かやってコツをつかめば、簡単にできることだ。


各動作部の微調整は、もともと自分でやるつもりだった。


なんてこたぁない、また私の仕事が増えただけである。

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