ビーチボーイ&ビーチガールのクロニクル

南国ビーチで、ゼロからリゾートを建設し、営業し暮らした記録です

クラブハウス前のテラス・・・前編

(クラブハウス、上はまだ外壁も終わっていない頃の画像です)



クラブハウスの正面が寂しい。


ソリャそうだ。


ヤシの木は一列に植えてはあるが、型枠に使ったココランバー(ヤシの材木)やベニヤの破片の山、そしてセメントを捏ねた跡で、まだとてもリゾートなどという雰囲気ではない。


こりゃ~何とかしないといけないと、前から考えていた。



(8割方、終わった)



工事終了の暁にも、このままではダメだ。


正面ゲートとクラブハウスはリゾートの『顔』だ。



そこで、クラブハウス入り口へのアクセスとしての、テラスのプランを練っていた。




結論として、正面(=北側)に、幅3メートル長さ12メートルのテラスを作ることを決めた。




そして、工事を始めた。


(レベルをとるために地面をならす)





(まずコンクリートブロックで囲いを作る)





(捨てコンして3段積みだ)




(中に細かい砂利を敷いていく)


この微細な砂利は、部屋の壁用に振るった砂から出た粗目の砂だ。


2トンダンプ1台分くらい出た。


エンボイと相談して、ここに使うことにした。


資材は無駄にしない、フウテンスタイルである。




(水をかけて土台を締めてならす)


4日間ほど続けた。





こうすれば、現在は高価な鉄筋をフロアーに使用しなくても、割れは無いだろう。



クラブハウスの壁は地下1.5メートルまで、頑丈な6インチブロックと鉄筋基礎が入っているし、囲いのブロックにも基礎と鉄筋が入っている。






(3インチ=約7.5センチ=厚でモルタルを塗っていく)





と同時に、ロッキーに頼んだ電気配線入りのバルスター用に、電線を配線する。





熱帯では天気の良い日は、セメント表面はすぐ乾いてヒビ割れる。


日に3回、水を掛けながらコテで面を馴らす。


乾く速度を遅く調整する。



(照明用バルスターを立て、ブロック上部の張り出しの型枠を組む)




(テラス床と囲い外側の粗仕上げ)




(続きは後編とさせていただきます。)

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