日本のお菓子はGOOD!
フィリピンの怪しいおやつ。
フウテンオヤジ妻です。
以前、息子“フィリピン1号”は、なんちゃって私立幼稚園に、“おやつ”を持参するとブログに書きました。
ご存知ない方のために、ちょっとおさらい。
1号は、いちおう“私立”と呼ばれる幼稚園に、ここから暴走バスで30分、月曜日から金曜日まで通っています。
7時起床、8時には家を出るというスケジュールを、4歳になったばかりの彼は、毎日こなしています。
勿論ひとりではなく、付き添い(ベビーシッターなど)と同行です。
クラスは、9時から11時半の2時間半。
でもさすがフィリピン、クラスの半分はおやつの時間となります。
このおやつ、母としてはおやつ選びに慎重になります。
なぜかというと、気を許すと着色料やら保存料やら、やたらとはいっている気がします。
ショッキングピンクの飴、まっかっかなジャムがはさまった、やたらに甘いクッキー、まるで”壁?“みたいなビスケット、舌が真っ青になるガムなどなどです。
どう考えても、こんなお菓子は毎日食べると、体に悪そうです。
もちろん、フィリピンにあるお菓子全部がそうではありません。
なかには、日本のかっぱえびせんをパクったお菓子、“OISHII”や、たべっこ動物のパクリのようなお菓子もあります。
これらは結構いけます。
意味不明な包装。
そして南の国ならではの、どんなに暑くても溶けない・・・考えるとちょっと恐ろしいチョコレートも。。。
田舎のサリサリストアなどでは、炎天の下、賞味期限など無視で売られています。
ちなみに1号のために町で注文したバースデーケーキは、不気味に光るブルーのクリームで飾られた・・・・
こんな↓ケーキでした。
蛍光塗料入り? 怪しく光る。
うっひゃ~。
将来、後遺症が残りそう?
と。。。。。そんな時。。。。
セブ市に日本から遊びにきていた方々が、わざわざウチに来てくださったのです。
しかも、たくさんのお土産(↑)までいただいてしまいました。
その中には。。。。
かわいらしい、お菓子がつまったアンパンマンも。
1号「ママ~、なんでアンパンマンの足、1つしかないのぉ?」
私「。。。。。。。」
さて、その中のひとつ“たべっこどうぶつ”。お菓子の老舗、ギンビスさんから出ている動物の形をしたビスケットに、それぞれ英語名が印刷されているお菓子です。
これはロングセラーのひとつではないでしょうか?
私が小学校の時に遠足で持っていったような気がするのですが。。。。?
と、ここで調べてみると。。
やはり!!
昭和54年(1979年)には、パリ(フランス)で開催された第18回モンドセレクションで「たべっ子どうぶつバター味」が金賞受賞してました。
ちなみに、私が好きだったお菓子のひとつに”アスパラガスビスケット“。
これもギンビスさんの製品でした。
さて、その“たべっこどうぶつ”。ここフィリピンにもありますパクリが。
先日、その偽たべっこどうぶつを1号のおやつにしました。
すると・・・・
幼稚園から帰ってくるなり、アシスタントのJが
「1号は今日、おやつを全部食べなかったんです」
と、笑いをこらえたような顔をして報告してきました。
「おなか痛かったとか?」と私。
(いつも元気で、食い意地のはった1号がお菓子を残すわけない)
J 「あのぉ。。。。お菓子が全部動物の形をしていて。。。。みんな足の部分だけ食べ残して。。。足の部分を食べなかったんです。。。」
私「?」
J 「なんで食べないのかと1号に聞いたら。。。。
動物の足は汚いから食べれないって言うんです。
ロイヤー(うちの番犬)の足も汚いから、この動物も同じだって言うんですよぉ。
プププッ」
と彼女は最後には笑いをこらえきれず、笑った。。。
すると1号が現れ・・・・
「ママ~、足は食べなかったよ、だってばばぴ~だもん。ロイヤー(うちの番犬)の足だってばばぴ~だよ。みんな足が4つある」
*注
(注:ばぱぴ~は、1号の用語で汚いの意味。
フウテンが彼に「これは、ババっちぃだよ」と言ったことから始まった)
1号:「この足、洗ってから食べる」
ぁ、洗う?
私「洗わなくても大丈夫。これはビスケットなんだよ~」
と説明し始める私でした。
結局彼は納得して、残してきた足の部分を全部平らげました。
話はそれますが、今回いただいた中に、驚きと喜びで倒れそうになった物がありました。
これです!
なんて日本はすばらしいのでしょうか!
さすが日本!
こんなふうに、こんなふうにカットされているのですよ!
ありがとうございます。
この海苔、主婦の強い味方!!
のり、といえば。。。。。
先日頂いた焼き海苔を朝食にと思い、食べやすいサイズにカットして小皿におきました。
新しいうちのメイドちゃんの彼女に「これはテーブルにおいてね」と言い、「イエス、マ~ム」の返事を確認してから、他の作業をしていると。。。。
メイドちゃん「これはどこにおきましょうか?」
なんと。。。。。。。。。。。。。。。。。。
彼女の手には、ダラリと今にも崩れそうなくらいに溶けかかった、海苔が下がっておりました。
私「えっ?えっ?え~~~!」
そう、(こんな真っ黒なもの、食べるなんてっ)と思ったに違いない彼女は、ご丁寧にも海苔を洗ってくれたのでありました。
貴重な日本食が。。。。。
追伸:しかし。。。。
テーブルにおいてね、これのあとの「イエス、マ~ム」のあの返事は一体なんだったのか?!