お座敷の工事、進行中
お座敷の現場。
さて現場のほうです。
なんとなく覇気がなく、動作がノロいのであります。
まぁ『村祭りのあと』なので、労働者心理として仕方ないでしょう。
ふとした瞬間に、『静止画像』のように時間が止まります。
(休憩時間でもないのに、いない人がいる)
コテージ側の階段。
海側の階段。
お座敷レストランの階段、作り始めました。
フロアが細長い形状なので、2か所としました。
段の高さ20センチ、踏み代40センチとゆったりと作ります。
ボチボチと、掘りゴタツ(↓)席も始まりました。
2×6インチ(5×15センチ)のココヤシ材木を床下に渡す。
製材がいい加減なフィリピンでは、まっすぐな材木はめったに無い。
したがって、木を水平や直角に組みたいときは、ノミで凹に削るか、上の画像のように下に木っ端をはさむ。
堀コタツ部分の根太(床板を支える材木)を切る。
この中(=人がいる空間)が、足を入れる掘りゴタツ部分になります。
サイズに関しては、ネット情報で検討、調査を重ね、長さ160センチ、幅70センチ、深さ40センチで設計しました。
2×2の角材で枠を組んだ内側に、合板を貼っていきます。
(アレ~!)
なんか知らんが、非戦闘要員のオバちゃん管理人ルイーラが、中で釘を打ってます。
どうなるんでしょう?いったい?
面白いから見てますと、ルイーラおばちゃんも職人たちと同じようにやってます。
(ナンダ~ッ?)
こやつ何者だ?
何のことはありません。
ルイーラが上手いのではなく、うちの職人たちが、“素人同様”だからでありました。
危うく錯覚しそうでした。
素人芸を職人芸と勘違い・・・・・慣れというものは、怖いものですね。
まぁ、ルイーラにはあとで、晩のおかずでも上げましょう。