ヤレヤレなビームの配筋
1階の、全部で22本もの柱のセメント打ちがほぼ終了して、今度は2階の床部分のビーム(梁)とスラブ(床)の配筋である。
工事はまだまだ先が長いのに、脳ミソが・・・
奥様Mとふたりで、気合でやっている。
エンボイのプランを聞くと、ビームは16ミリの鉄筋を4本、バンドは12ミリ。
スラブは12ミリの鉄筋を縦横15センチ間隔、柱の間隔の長いベッドルームの上は10センチ間隔にすると言う。
スラブの厚みは10センチ、これに後に仕上げ(2F床のタイルの為のモルタル)の厚みが加わるので薄くは無い(と思う)。
ビームの鉄筋は、12ミリ4本と10ミリ2本に変更、スラブの鉄筋の間隔はこの国のセメントの強度だと、このくらいはしかたないだろう、と思う。
ヤレヤレ、また鉄筋の追加注文をしないといけない。
(鉄筋の)値段が頻繁に変わるので、あちこちの資材店に値段を確認してから発注する。
奥様Mの仕事だ。
工事は休めない、すばやく決めて発注して届けさせる。
ところで、ビームの数がやたら多い。
そりゃそうだ。
大柱、子柱で22本も建てて、ベッドルームの天井以外は全部ビームでつなぐ、というエンボイ流なのだ。
柱の鉄筋の残りをスラブに流せば充分だ、と思うのだが・・・。
私フウテンオヤジも文句を言うのに疲れてきて、だんだん、「どうとでもしやがれ」という気分になりそうになる。
こういう対人折衝のネバリというものは、私にはあまり無い。
江戸っ子のせいか、淡白だ。
苦情処理係りとかネゴシエィターは、私には向かないのだ。
(スラブ配筋の始まり、黄帽子はエンボイ)
これで終わりかと思ったのに、ナ、ナント・・・・
(次回に続きます)