ビーチボーイ&ビーチガールのクロニクル

南国ビーチで、ゼロからリゾートを建設し、営業し暮らした記録です

屋根が始まった

(クラブハウスの屋根の鉄骨を運んできたトラック)


(搬入)


(トラスパーツの溶接は工場で済んでいる)





用心深いフウテンも、必要に迫られ、ようやっと屋根業者を決めたのだった。


結局値段よりも、物よりも、人柄をみた。


つまるところ、そこに行きつく。


外国人とみてバカ高い見積もりを持ってくる業者は別にして、大体の値段はそんなには違わない。


値切れば値切っただけ、材料で浮かすか、工事の質や工期で調整されてしまうのは、日本も同じだろう。


前にも書いたが、詐欺マガイの業者を避けるためにも、相手の「人物」を見る必要がある。


よく、新車を買う人が「ディーラーの対応が良かったので決めた。」などと言うが、つまるところ、ビジネスとは人と人との関係だったりする。






トラスの構造はエンボイの主張を取り入れ、ダブルにした。


通常、フィリピンに適した軽い屋根材の場合にはアングル単体構造なのだが、それを2重にしてT字型として強度を増しているのだ。


フィリピンの鋼材の厚さは、表記の8~9掛けなので、これは私もエンボイに賛成した。


もっともその分コストは上がったが。




日本の屋根業者より、工事の質は劣るかも知れないが、ここは比国の田舎だ。



いちいち日本と比較しても、私の土俵はセブ島のビーチリゾートだから、何の意味もない。



屋根は屋根屋、エンボイ組には他の仕事が幾らでもある。

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