クラブハウス2Fのキャビネット ルームNo.2 & 3
(DとVのコンビ。ルームNO.2のキャビネット、これが一番大きい)
(どうやらキャビネットヒンジの取り付けも、慣れてきたようだが)
(中央左の縦の仕切りは図面には無かったが・・)
この程度のミスは我慢するしかない。
(かたちは終了、上の白いビニール袋は取っ手を入れてある)
(ドアヒンジの穴の位置を間違えたので、移動して元の穴を埋めている)
こんなふざけたミスはしょっちゅうだ。
こんなミスは、修正するための作業で半日分の日当がパーになる。
私にとっては痛手だ、見た目も悪いし。
彼らにとっては、仕事が長引くので、いいことだ。
Vめ!・・・(ガマン、我慢)。
とは言いつつも、こうして作るキャビネットは、見てくれは悪いが結構ヘビーデューティーなのだ。
家具屋さんで売っている、安いが小ぎれいなキャビネットは、たいてい木のチップを接着剤で固めた材質などで出来ている。
もっとひどいと、固めのボール紙のような物で作られていたりする。
それらの表面に、木目をプリントした薄いプラスチックを貼っている。
この表面化粧シールは古材を装った物まであり、非常に巧妙だ。
DとVに製作を頼んでいるキャビネットは、ほとんど1/2(12ミリ)か3/4インチ(18ミリ)の厚さの合板製だが一応は天然木だ。
厚手の合板は強いが、断面の見た目が良くない。
そこで、細い木製の化粧飾り(モールディング)を買ってきて、木端(断面)に打ちつけ隠すようにした。
(幅3/4インチのモールディングは、探せば安く見つかった)
フィリピンでも日本と同じで、無垢の木製の家具は高価だ。
私としては、高い家具を買うお金があったら、ダイビングや釣り用の船を作りたい。