ビーチボーイ&ビーチガールのクロニクル

南国ビーチで、ゼロからリゾートを建設し、営業し暮らした記録です

禁断の石?


海岸のシーウオールも佳境に入ってきた。


既に2トンダンプ14杯の石を購入したが、業者のストック切れ(うちが全部買ってしまったようだ)などもあり、ついに私もプッツンして、禁断?の海岸の石に手をつけた。


朝7時作業開始と同時に、海岸で石を拾うようワーカーに指令。


頃は、大潮の干潮、ロータイド、うってつけの干潮だ。


近所の漁師の中に疑惑や抗議の視線が無いか、チェックしながら・・・。




♪べんせーい、しゅくしゅく、朝、海岸エーえぇ~え入る~うぅ~



(海岸の石集め)





6人と私で石集め開始!


一昔前、フィリピンでダイビングインストラクターを始めた頃、暇なとき工事を手伝い、海で石集めした事を思い出した。


今はただのフウテンオヤジだが、あの頃はパワーが有り余ってた。


石を持ち上げると、シャコエビがちょろちょろする。


この海岸は遠浅なので、いくらでも石は取れる。


なんと7人30分で、ほぼトラック一杯分の石が集まってしまった!



なんということだ!



業者に頼むと1000ペソ分の石の山が、わずかな人件費だけでアレヨと言う間に収集できた。



(買った石)



よく聞け!君達ワーカーよ!


私が以前にキミ達に聞いた時は、『海岸から石を集めるのは大変だから、買ったほうがいいよ。』と言っていたではないか。


「どういう事なの、これは」。


堤防工事の九割方が終わった頃に、こんな事始めるなんて。


はじめから海から採っていれば、10000ペソくらいは節約できたのに・・・。



(上が海から採集した石)



マア、いいか。今までのところ彼らは期待以上の仕事をしているし。


海から石を採るのは本来は違法なのだから、勘弁してやろう。


実際のところ、近所の漁師たちは、海中の石が減ると、舟の出し入れが楽になるので喜んでいます。


ボーッとした漁師など、水面下の岩に舟を当て、どてっぱらに穴開けたりするのです。




今回は緊急措置、特例?と、私も口先では言っておく。




(とか言って)もうヤミツキになりそうな、経費節約に血まなこのフウテンオヤジであった。




(未完成だがシーウォール全景)

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