お座敷にスダレを・・・前編
“お座敷”と勝手に命名したこの建物。
バカでかい四阿屋(あずまや)のようですが、誰が何と言ってもこれは、私フウテンデザインの“食事処 兼 飲み処"であります。
イヤ、ひょっとすると当分は、へたするとずっと、飲んで騒ぐか昼寝するだけの空間かもしれません。
しかし、壁無しの構造上、まれに横殴りの雨が降ると北側の竹張りの床、人がいれば人も濡れてしまいます。
朝夕の滅多にない強い日差しも、考慮しないといけません。
南側はコテージがあり、雨が吹き込まず濡れません。
話は変わりますが、世界中の国の人に傘を持たせて道を歩いてもらったとします。
ポツポツと雨が降ってきたとします。
私の知っている限りでは、いちばん最初に傘を差すのは日本人ですね。
よその国の人たちは、雨に濡れることをそんなには厭(いと)いません。
私の場合は、『春雨じゃ、濡れてまいろう。』じゃないですが、面倒くさいから傘は持ちません。
土砂降り(スコール=シャワー)は雨宿り。
それ以外の雨は、お構いなしです。濡れて困る財布や携帯には、常にビニール袋を所持しています。
そんな話はともかく、このお座敷に雨が降りこむのを避けるため、簾(すだれ)を作りました。
・・・続く。