バルコニーのバルスター・・・③
(ベニヤ板に下絵を描いてノミで穴をあけていく)
(全てが手作業で手仕事、電動工具も知らない田舎職人の一品もの。頼りは自分の手先ひとつ。だから上手いか下手かすぐ分かる)
ロッキーとジェームスというまともな左官2人を選び、(2階バルコニーの)バルスターの施工を始めた。
上の画像は、バルスターを立てる型枠の作製作業の一部だ。
結構手間がかかる。
(バルコニーの端に、柱とフレーム用の型枠を組む・・・地上から見た画像)
(床の鉄筋をはつりだし、両サイドに建てる柱の鉄筋組を接続)
(1本1本、バルスターの長さと形をチェックし整える)
(セメントで下を固定したバルスターの上に、手すりの型枠を組む)
(鉄筋を入れてバルスターをセットし、バン線で縛る)
(セメントを打ち下地を作る)
(下から見上げると、現状はざっとこんな感じだ)
こんな感じで、フィリピンの田舎建築は同じものが2つとない。
職人たちとスーパーバイザーのウデ次第なのだ。
この2人によるこの後の仕上げ段階は、また次回、乞うご期待!