ビーチボーイ&ビーチガールのクロニクル

南国ビーチで、ゼロからリゾートを建設し、営業し暮らした記録です

皆でつくる子豚の丸焼き・・・②

(専用の糸で子ブタのお腹を縫い合わせていきます)




(*前回同様で、人によっては不快な表現・画像があり、かも知れません。)


フウテンおやじ妻M(M=Y)です。


前回の記事の続きです。






(雑なようで結構複雑なような・・・)



(両手・両足もダラリとしないようにと結ぶ)



(仕上げにフィリピンしょうゆ=『トヨ』を全体にぬる)




さらに、イケメンマッチョのアベットは焼き手にもなる。


このブログでお馴染みアベット、窓を塞いだ男、空中鉄筋切り、など多くの異名を持つ。


レチョンバブイ(ブタ丸焼き)作りの指揮をとれることは、今まで知りませんでした。




(アベット先生とブタの2ショット)




(木を盛大に燃やし、炭状にしてから横にずらし、強火の遠火で焼き始める)



炭の真上では・・・焼かないらしい。


火加減は、炭火からのずらし加減で調整するようです。


その為に、長い角材を渡している。



(鉄パイプでグルングルンと回されながら)



(ダンボのような耳です、ヘラヘラ笑っているようなお顔です)



時々追加のトヨを塗りながら、ジックリと焼きます。


焼け具合の予測、回すタイミング、経験が必要ですね。


だいいち、熱帯のクソ暑い火のそばに長時間です。


焼き手も丸焼きになっちゃいそうです。


そして約4時間後・・・・・


香ばしい匂いが広がってきました。


さて私達のレチョンは。。。




(勿体つけて後ろ姿から)


ムチャクチャ旨そうな色艶ですね。



(完成です)


香ばしい匂いが広がってきました。



レチョンの他は、豚の血を固めた塊をスライスしたものと、ブタの内臓をあわせて煮込んだディヌグーアン (Dinugoan)。




フィリピン風焼きそば (Pancit)。




ご飯、魚の塩焼き。




今朝海で獲れたダツがあったので、串にさして塩焼きにしました。



飲み物はサンミゲルビールに、ソフトドリンク、タンデュアイラム (Tanduay Rhum)など。



ボロ家からテーブルを引っ張り出して、バナナの葉をテーブルクロス代わりに。



海辺に集合し、簡単なスピーチの後はいよいよ食事タイム!




(それ~、どどどーっ)


レチョンのために、今日は朝から気合をいれて仕事した?ワーカー達





(真剣なまなざし)



(陣取りゲームか、棟梁エンボイ=黒Tシャツは、レチョンの正面から離れません)





ということで、圧巻されて見ているとレチョンのご相伴も難しそうだったので、ちょっと失礼しますと、頂きました。



みんなで作ったレチョンのせいか、いつもより美味しく感じました。


子豚の丸焼きは全部位が美味ですが、ごく普通に『パリッ』とした皮が私は一番ウマイです。


ほっぺや鼻、耳がウマイとか、もっと変なとこがウマイという人もいます。


シリ(=島トウガラシ)にカラマンシー(=シークワーサーのような柑橘)を絞ったソースをつけて・・・・幾らでも食べられそうです。



ダツの塩焼きも、椰子の葉っぱの茎に刺して焼いたシンプルな塩焼きで正解だったのか、とてもおいしかったです。



そんなわけで第一回、ワーカー慰労会は無事終了。





私 「また たまには慰労会しようよ」



フウテン 「そうだなぁ。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。」








 「や~~~だよ~~~~ん。」






相変わらず口先だけの心広いド・ケチなフウテンであった。

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