横転したトラック・・・・前編
上は、事務所2階の窓から。
ウチのゲートと、横転したトラック(グリーンの物体)が見える。
壁の内側の仕上げは、まだ終わっていない。
鉄のゲートは、2週間前に設置したばかり。
(この時点ではヤジ馬はまだ10数人)
正確には、昼飯時の12時10分だった。
奥様は、早朝からバスでセブ市に買出しに出ておりました。
私は、クラブハウスの2階事務所でデスクワーク。
と、突然!
「キーッ! ギィーッ! ドショアーン、ガラガラッ!」
明らかに交通事故の音。
しかも近い。
いやな予感がして外を見たくなかったのだが、やむなく見ると、ウチのゲートの前にトラックが転がっている。
そして出ていくと、積荷のドリンク類が辺りに散乱。
安酒とジュースの混じった匂い、甘ったるい匂いが、充満していた。
ゲートの下から、転がったビンの箱がドッサリ見てとれる。
車のゲートは開かないので、脇の門から外に出てみると・・・・
・・・こんな有り様だ。
歩道に出てみると・・・・
(トラックが横転している)
逆側の歩道からは・・・・
(左の直立しているのがトラックの荷台。右のカラフルは、荷台にあったボトルケースの山)
ウチの前の道路は、真っすぐで一直線。
見晴らしの良い、キレイな舗装道路なのに・・・
運転者とおぼしき人物は・・・・見当たらない。
ウチのダメージは。
完成し、塗装を終えたばかりのフェンス壁外側に傷。
ウチのフェンスの外側モルタルは、セメント粉を多めにし堅くしてあります。
しかも、手間かけて2層塗りで分厚くしたので、2トントラックぐらいでは、この程度の傷しかつかなかった。
新品のゲートにも傷がつき、直径20ミリのロックボルトが曲がり、ゲートが開かなくなった。
さて事故の様子だが、沢山の野次馬の話を総合すると・・・・
ドライバーは、通りがかりのトライシクルに乗せられ、病院へ行ったらしい。
このトラックは、南から北方向に走っていた。
(フィリピンは右側通行)
先を走るトライシクルを追い越そうと、センターラインを超えたとき、前から路線バスが来た。
バスを避けようとして、急ハンドル。
路肩・歩道を飛び出し、ウチのコンクリートフェンスに当たってきたらしい。
歩道からウチの敷地のフェンスまでは、若干、坂になっているので制御できず横転。
(ちなみに路肩からこちらはウチの土地なのですが、生真面目に条例に従い、『センターラインから10メートルセットバック』して、塀を立てている)
後で聞いたことだが、ドライバーは酒を飲んでいたらしい。
多くの野次馬は、日本と同じで見てるだけ。
警察に電話すると、小一時間して警察車両がやって来た。
(パトカー?は、田舎なのでジープ風だ)
ポリスは写真を撮って、事故の様子を見て帰っていった。
オフィスに帰ってから、ポリスレポートを作成するという話だ。
残ったのは、ひっくり返った車と、散在した多数のビンのガラス片、そして(ヒマ人が多いので)100人近いヤジ馬。
・・・・後編に続きます。