ビーチサイドでBBQ
(舟を覗いた)
ウチの現場の管理人Rオバちゃんの旦那が、ビーチに舟を着けたので見に行った。
ササムロアジやハナムロが・・・
今日は大物は獲れなかったようだ。
さて、
工事開始として、エリックチームが塀の建設を始めたのが、約1年前になる。
エンボイチームが加わり、クラブハウスに着手したのが8か月前だ。
つまり半年以上、人によっては1年近くうちの現場に通っているわけだ。
就業時間は、朝7時から夕方5時までで、週6日。
こうなると彼らにとってウチに来ることは、半ば日常化してしまう。
そして彼らも厳しい(?)労働のなかで、工夫してささやかな楽しみを見つけ、単調さに変化をつけている。
そのひとつがクッキング。
端切れや木端を燃やす為に、毎日焚き火しているのだが、最近はその焚き火で調理するようになった。
火をおこすことが大好きなこの国のひとは、野外料理もお手の物なのだ。
直火をおこして、木が炭になる手前で具材を乗せると、適度な炭焼きになる。
彼らにとっては手慣れたものだ。
仕事の合間に、漁師から買ったサカナを焼いている。
ハンパ物の鉄筋を曲げた手製の『網』で。
ランチタイムやおやつ時間に合わせ調理する。
直火なので、適度にスモークが効いて美味だ。
皿代わりの下の葉は、ウチのバナナの葉。
そう言えば、この前は買ってきた豚肉の固まりを焼いていたのだが、誰も見回らずにほとんど炭にしてしまったこともあった。
以来、もっぱら魚(=短時間で焼けるので)になったようだ。
見た目もいまいちなタダのBBQだが、この国の田舎の人たちは、電気もガスも水道も、バーナーも薪も、何もない野っ原で、ソコソコの”料理”を作る。
キャンプの達人ぞろいなのだ。
若い頃、テント・シュラフで山奥でのひとりキャンプを散々した私だが、彼らの野外料理のご相伴にあずかると、いつも美味で感心する。
(そのうち紹介するつもり)
まぁ食材は新鮮だし、碧く広い空と浮かぶ雲、心地良い海風と旨い空気が、最高の調味料となるのだろう。