スターアップルの切株
”スターアップル”という名のトロピカルフルーツ(別名『カイニート』)です。
美味だが、食用部分が少ないのが玉にキズ。
画像のように縦でなく、横にカットすると、種が”星形⁽スター⁾に並ぶ。
ところで、息子フィリピン1号のベビーシッターが、突然辞めバタバタしています。
フィリピン1号はイタズラ盛り。
片時もじっとせず、ベビーシッターが居ないと、我ら夫婦の仕事がはかどりません。
何の前触れもなしです。
給料日の翌日から突然来なくなる、というよくあるフィリピンスタイルです。
もちろん挨拶も何もありません。
ベビーシッターとはいえ子供じゃありません。
50歳くらいの女性です。
義理も、人情も、常識も、マナーも、ありません。
フィリピンでは大変よくあることです。
もちろん他の国でも、例えば日本でも、黙って突然仕事を辞める“身勝手な人”はいるでしょう。
でも、この国ではそういう人が多すぎます。
タチの悪い人になると、行きがけの駄賃とばかり何かを盗んだり、自分を正当化するためかどうか知りませんが、周りにウソ八百のウチの悪口を言いふらしたりします。
私は人様の行動をとやかく言えるような、聖人君子ではありません。
しょーもない男です。
しかし、こういうことはやはり”教育”の問題だと私は思います。
『他山の石』として気をつけましょう。
さて、正面エントランスの横っちょの塀際に、カイーミート(果樹:スターアップルの木)の切り株がある。
1年前、我々がこの土地を購入した時には、既に立ち枯れしていた。
おそらく樹齢百年以上の老木で、自然に枯れたのであろう。
塀を作るのにジャマなので切ったのだが、村の木こりのヤキヤックが、、、、
『この木は固いから(チェーンソーが壊れるかもしれないから)。。。ヤダ~!』
と泣きを入れたので、うんと遠くから別のスペシャル木こりを呼んで、大枚払って切ってもらった経緯がある。
“スターアップル”は、まろやかな果肉で、私も好きな南洋フルーツのひとつです。
確かに相当硬い木なので、切り株はそのまま放置した。
またなるべく小さくしたいので、現場ゴミの焚き火場所に指定した。
そのため地上部分は、ほとんど燃えてなくなった。
1年経ち、そろそろ痛んで掘り出しやすくなってきたであろうと、除去開始する。
地中部分、表面の2~3センチは、腐って軟らかくなったが、中はまだ全然傷まずに硬いまんま。
作業は難航する。
1人仕事で1日半、やっと地球から切り離すことができた。
何かに使えそうな気もするので、とりあえず、ボロ屋跡地のセメントのタタキに置いておいた。
削った木っ端の山は、調理用の薪として担当のヘルパーにあげた。
こういう小さな仕事の積み重ねで、少しずつ、リゾートとしての体裁を整えていかないといけない。