ビーチボーイ&ビーチガールのクロニクル

南国ビーチで、ゼロからリゾートを建設し、営業し暮らした記録です

2020年10月のブログ記事

  • ヤシの木を植え替える

    一説にヤシの木の寿命は、5~60年とも100年とも言われる。 ほぼ人間と同じ寿命があるわけだ。 家屋の予定地内には、植えて2年くらいのヤシの幼木が鎮座ましましている。 これを北側の塀沿いに植え替えだ。 (今回植え替えの内の一本) 小さいヤシの木は植え替え可能だが、小さいと言っても葉っぱの先まで高さ... 続きをみる

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  • セブの田舎の人たち

    フウテンおやじの妻M(Y=M)です。 現場近くに引っ越してきて、早くも3週間。 先日の突然の体調不良直後の引越し作業で、あまり余裕がなかった私も、最近周りを見れるようになってきました。 最初の頃は現場に向かって歩く私は、近所のフィリピン人の“警戒心”のような、“興味津々”、はたまた、“お前は誰だ”... 続きをみる

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  • ブタをトイレに?・・・の巻

    建築許可証も出て、現場は一気に活況を呈してきた。 第一にボロ屋のキッチンとトイレが母屋の予定地にかぶさるので、解体開始。 このキッチン&トイレは後から作られたものらしく、母屋の構造からはみ出すようになっている。 作りも母屋の古典的な木造と違い、頑丈なコンクリート造りで比較的新しい。 それを大ハンマ... 続きをみる

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  • ついに8割完成

    海側のシーウオールがカタチになった。 (ビーチ側全景、まだ工事途中です) とりあえずここでストップして、照明灯など細部とデコレーションは住居が出来てから工事を再開する。 シーウオールを簡単に説明すると、中央の凹みの部分は、将来モーターボートを格納するスロープで幅は4メートルある。 またお客様が、ビ... 続きをみる

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  • 大車輪のフウテンオヤジ

    とうとう建築許可証がでた! 取得にかかってから約1ヵ月半だ。 市役所の名誉のために言っておくと、遅くなったのは市役所のせいではない。 むしろ市役所は、田舎の役所の見本のように、誠実さを持ってすばやく対応してくれたのだ。 遅れたのは、私の設計を正規の(=許可証申請用の)青写真に起こす作業をした「建築... 続きをみる

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  • ヤシの木、伐採しちゃった!

    ヤシの木はメッタヤタラと種類があり、これから言うのは、普通に皆様が想像する椰子の実=ココナッツの実る「ココヤシ」のことである。 敷地内には、16本のヤシの木があった。 その16本のヤシの木のうち、2本を切った。 何故ならば、その2本は高くなり過ぎて、万が一倒れたときに危険だからだ。 (時には落下す... 続きをみる

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  • セブで家を建てる・建築許可証

    敷地周りの塀の工事が終われば、クラブハウス兼我々の住まいを建築する段取りである。 (日本と違うこの順番は、もし先に家屋を立てようとすると、資材や道具などが夜中にちょっとずつ消えてしまう、という不思議な現象が起こるからだ) さて、この国でも家を建てる際には、他の国々と同様に役所に申請し、正規に許可を... 続きをみる

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  • 禁断の石?

    海岸のシーウオールも佳境に入ってきた。 既に2トンダンプ14杯の石を購入したが、業者のストック切れ(うちが全部買ってしまったようだ)などもあり、ついに私もプッツンして、禁断?の海岸の石に手をつけた。 朝7時作業開始と同時に、海岸で石を拾うようワーカーに指令。 頃は、大潮の干潮、ロータイド、うってつ... 続きをみる

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  • 引越し疲れのフウテンオヤジ

    疲れた~ぁ。 そろそろ倒れたいと思っている。 実は、ようやく現場の近くに引越したのである。 仕事をやめて建築現場に専念すべく、徒歩1分のところに、格好の仮住まいを見つけた。 こんな田舎には、我々のような日本人が住める家などなかなか無いのだが、ある日本人の方のご好意で部屋を貸してくれる事になった。 ... 続きをみる

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  • 「囲い」に何百万?

    ♪いっな~か~ぁのバスは、オンボロぐるま~ぁ、 デコボコみちを~、ガタゴトはっしる~。 こんな古い歌、誰も知らなくて、ゴメンなさい! 今日も今日とて、バスに乗って、現場に向かう。 今いるところから35キロ、ノーエアコンバスで20ペソだ。 車掌によって、料金が違う。 セブ島の東海岸通り、この辺りは、... 続きをみる

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  • 石が欲しい

    シーウオール(海側の護岸)が曲者だ。 思ったよりと言うか、やはりというか、かなりコストが掛かる。 セメントが150袋くらい、砂がトラック6杯、砂利が3杯くらい必要なことは、覚悟していた。 問題は岩石である。 少なくとも、直径10~40センチ以上の大きさの石を大量に消費する。 まるで、お城の石垣のよ... 続きをみる

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  • ボロ屋の正体は?

    「ボロ屋」、「ボロ屋」といつもこのブログで書いているが、そもそもこのボロ屋は何なのか? それは・・・・ * この土地の前の持ち主ファミリーが住んでいた住宅。 * 築60年ほどか? * 近代フィリピンの伝統的な様式で建てられている。 * 2階建てなので、当時としては(いや今でも田舎では)高級住宅。 ... 続きをみる

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  • 粘土が出てきた!

    白い砂のビーチに面したシーウオール、日本風に言うと「リゾートの護岸」になるのか。 その工事を始めた。 本来無いほうが良いのかも知れないが、やはり必要だ。 確かに自然のままの海岸線は、残したい。 けれどもこのリゾートでは、立地条件他いろいろな事情で、作らないわけにはいかないのだ。 高過ぎず低過ぎず、... 続きをみる

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  • フィリピンスタイル

    フィリピン人やこの国に住む外国人が良く使う言葉に、「フィリピンスタイル」がある。 良い意味で使われることは、少ない。 例えば、ドコデモドアならぬ、何処でも立小便、とこでもゴミポイ捨て、窓口やエレベーターなどでの割り込み、ルールのない車の運転などの全て自分中心のマナー編。 これらは旅行者でもすぐ分か... 続きをみる

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