ビーチゲートの制作に取り掛かる
先日、ビーチに出るゲートの扉に使う特別ぶ厚いヒンジ(蝶番)を手作りした (↓)
やっと扉製作の時期がきたので、ネジ穴をヒンジに加工しないといけない。
別に扉を作るのは今でなくてもいいのだが、それには理由がある。
現在、ほぼ全員でコテージの外壁のモルタル仕上げ中なのだが、左官仕事をさせるとちょっと困ったスタッフが1人混じっている。
平面を出せない、ハッキリ言って下手なオヤジなのだ。
彼がやると壁が湾曲して、見ているうちに目まいがしてくるような、摩訶不思議な曲面の壁が出来上がってしまう。
今回も、やはり隣りのスタッフに注意されて、一度終わったところをやり直したりしている、相手はかなり年少なのに。
この手の特殊な壁は、クラブハウスで散々作ってもらったので、もう勘弁して欲しい。
願い下げである。
そこで彼に何か他の仕事をやってもらうことにした。
それが、ゲートの扉の製作なのである。
中央の部分が、ビーチに出るゲートである。
現在は仮の柵がしてある。
大工としての彼の腕は良い、とは言えない。
クラブハウスのキャビネットで、想定外のミスを連発してくれたのは、彼である。
ご本人は、自分を腕のいい大工だと思い、自信を持っているから、なお始末が悪い。
管理人のLオバチャンなども、彼は上手いなどというから困ったものだ。
Lオバチャンは、彼の姪だから決して悪くは言わないだけなのだ。
ウチのスタッフの中で、2番目に年かさの彼だからメンツもあるだろうし。
しかしこのたびは、私が彼の作業を定期的に監視するということで、奇妙なミスを未然に防ぎたい。
左官仕事から彼をはずす事が目的だから。
彼は、長年職人仕事で喰ってきた。
だから彼にも何かしら『特技』が有るはず(まだ見つかっていないが)。
彼を雇止めにはしない。