自前の芝を生かす
ふと気が付けば、ウチの敷地の海の近くに、座布団くらいのサイズの芝(洋芝)が3箇所生えていた。
上の様に、周囲は石ころダラケであるから、それ以上の大きさには育たない。
そこで、この芝を剥がし育ててみることにした。
いずれ将来ガーデニングの際、芝は必要である。
その時のために、自前の芝を作ってみようと考えた。
まずどこに植えるかであるが、とりあえず、うちの職人達が、セメントとガラでごちゃごちゃにする可能性が低いのは、1号コテージ前のシーウオールのキワ、6メートル×4メートルの土地である。
海を見下ろす眺望が、良い場所だ。
石だらけで波打っているので、整地して客土する。
石ころを取り除き土を入れる。
働くフウテンおやじ(右上の隅っこです)。
たまには体を動かさないとジイ様になるので、不肖フウテンがこの作業に精を出した。
その場に、かつて集めておいた土を入れ、平らにならす。
(当地では土も芝も、買えば結構高いのだ。)
先の芝を剥がしてもらい、管理人オバチャンLに小さくカットして30センチ間隔で植えてもらった。
芝を剥がす。
日陰で、剥がした芝に水をかけて置いておく。
芝を千切って植えるLオバチャン。
私は、整地と土入れでヘロヘロになってしまったので、後はLにやってもらった。
暫らくして、私の体力が不死鳥のように復活してきたので、ビーチで石を拾い集めてきて並べ、境界の土留めとした。
久々の肉体労働であった。
向こうの石垣の下は、ビーチです。
出来上がり。
(日本だと全面に貼ったり、市松模様にしたりするが、熱帯ではこれで十分だ)
南洋では、植物は1年中スクスクと成長するから、2ヶ月もすれば一面びっしりの芝となる。
季節は、『夏と真夏』しかないから。