大棟梁エンボイとドアノブのバトル
1ヶ月前に、コテージ2号用のドアノブ(鍵付き)セット8個を購入いたしました。
2日前に、取り付けのため、現場に出しました。
担当は、大棟梁エンボイと巨匠ドドンです。
しばらくして、エンボイが・・・・
『このノブが、軸にはまらない。だめだコリャ、使えない。』
と私に返してきました。
上の画像で云うと、左のキーを差し込む側のツマミが、軸から外れた状態で返してきました。
私:「?・・・・」
やってみると確かに嵌まりません。
エンボイ:『最初から外れてた、不良品なんだ。』
とても理解に苦しみます。
なぜなら、もし最初から外れていたら、長くてプラスチックの包装パッケージに収まらないのです。
それに、私は彼らに渡す前に、ちゃんとしていたことを確認してます。
さらに言うならば、取り付けのときに、両方のノブを軸から外す理由はまったくないのですから。
アシスタントのJに、塗料購入(前回の記事)の際、ついでにこれをホームセンターに持って行かせました。
1ヶ月前に買ったものだし、ウチで壊したことはミエミエです。
Jが1時間ほど?粘り交渉して、やっと交換してくれたそうです。
本日エンボイに、もう軸からノブを外すなよと念を押し、交換された品を渡しました。
数十分後、見に行くとちゃんと付いてます。
ところが・・・・・・
エンボイ:『このカギじゃ、開かないんだ。』
・・・・そうなんです。
(私としたことが・・・油断がありました。Jに念を押すべきでした)
店では、ドアノブを交換して、付属の鍵は交換しなかったのです。
(日本じゃありえない話)
この国の貧困層(=庶民)は、鍵の付いたドアノブ付きのドアがある家に住んでいる人は、多くはありません。
ドアそのものがない家に住む人々(カーテンをドア代わりにするとか)も、少なくありません。
ですから、ドアノブだの鍵だのと言っても、理解できないことがあります。
またドアから外して、次の資材仕入れのときに、再度店に持っていかないといけません。
とっくに分かっちゃいるけど、この国で暮らすと、忍耐力を試されます。