ビーチの七変化
ウチの前の海です。
外洋に面した海で生まれ育った方にとっては、特に目新しい出来事ではないでしょうが・・・・
ウチの前の海岸は、通常は、上の画像のように白い石(石灰岩)が多い、ジャリ浜です。
それが3日前、こんな風(↓)に変わりました。
まさしく、砂の浜です。
珍しく4~5日海が荒れましたので、ビーチがモデルチェンジしました。
おそらく、次の潮が入るまでの『期間限定』の砂浜でしょう。
『へぇ~!』と驚いた方、この程度はまだ、たいしたことはありません。
その昔、私フウテンが初めて草鞋⁽わらじ)を脱いだ、ルソン島のあるビーチリゾート。
海は、大きな岩だけのゴロタ海岸でした。
それがある日、台風の直撃を受けた翌朝です。
一面、どこまでも砂浜に変わっていて、驚いたことがあります。
岩はどこへ行った?
大波にさらわれて、海の底へ移動したようです。
夜、寝ていて、遠雷のような『ゴロゴロゴロ』という音が、一晩中聞こえていました。
(『ゴロゴロゴロ』は、ビーチから海へ、大岩が転がり落ちる音でした)
しばらくすると、元のゴロタ海岸に戻りましたが、大自然の“遊び心”と言いますか、やはり、”海は生き物”ということでしょう。
ちなみに、私の寝ていた小部屋は、ビーチ際の堤防横。
分厚いコンクリート作り(←見張り小屋)です。
朝起きてベッドから降りると、足首まで水につかり、壁には蟹が這っていました。
バカみたいな本当の話です。
そんなとこに住んで、寝ていた私もバカですが・・・若い頃の昔話です。