小舟を作った・・・後編
PVCパイプ。
(前回の続きです)
当然だが、分厚い(高級品の)パイプを使った。
奥様は、この前の、『セメントに砂糖を混ぜる』話など過去の出来事を引き合いにし、「止めたほうがいいんじゃない?」とか言います。
が、私は懲りません。
(実際、砂糖をたっぷり混ぜたセメントで天板を張ったカマドは、その後、毎日活躍している)
今回の話も、私が職人たちにかつがれたのだとしたら、かつがれたで彼らは喜ぶし、もし上手くいったとしたら愉快痛快です。
塩ビパイプと、木を削って作った栓。
マリンエポキシ接着剤で固定。
火であぶって、適当なカーブをつける。
太目(60ポンド)のナイロン糸で、水道管を船体に固定して、先に塩ビ管を取り付ける。
塩ビ管の中には発泡スチロールを入れて、浸水予防と浮力の確保とした。
イイ感じ。
1~2人乗りです。
完成である。
なかなか、「カッコえ~っ!」と自己満足の私でありました。
そしてこの時には、その後に起こる事など、誰も知る由もありませんでした。
“人生、一寸先は闇”
“好事 魔多し。”
不変の真理であります。
さ~て、何が起きたかは、また次の稿で。