ビーチボーイ&ビーチガールのクロニクル

南国ビーチで、ゼロからリゾートを建設し、営業し暮らした記録です

酔っ払いの巨匠:D

(製作に励む巨匠:D。 彼は仕事が家具製作の場合は、一人で黙々と作業する)



第一コテージの建設も佳境、仕上げに入ってきた。


こうなると、インテリアの仕上げに、ヨッパライ大工のDが忙しくなり、そのストレスで、彼はさらに酒量が増えるのだ。



別に彼は悪いことをしている訳ではないので、今回本名(呼び名=ニックネーム)を公表すると、『ドドン』である。


私は自分が酒飲みなので、他人の酒飲みにも甘いのだ。


(ちなみに、喫煙者にも、落ちこぼれにも、小心者にも、不良にも甘い、私である。)




しかし、ウチの現場で、何とか『大工』と呼べるのはドドンだけで、他は大2か大3どまり、任せたらとんでもないことになってしまう。



この時期には、現場では、『ドドン ファーニチャーショップ』と呼ばれている。


上は製作中の椅子、材料はあたり前田の古材木。




まずは、手はじめに椅子&テーブル。


1号コテージは、お一人様もしくはカップル用であり、ひとりがけ椅子2脚とローテーブルとした。


リビングは、ネイティブ風のインテリアであるから、私は簡単な図面を引いて細部はドドンに任すことにした。


そうすることによって、田舎の素朴な、悪く言えば、稚拙なデザインの椅子が出来るのだ。


テーブルのほうは、(残りタイルを使った)タイルテーブルとした。








なんともはや、古風?



だいたいの形が出来た。


さすが巨匠と云うべきか。





塗装はカミーロに任せ、ウッドステインのマホガニーの3度塗りの後、ニスを2度塗り。






こちらはタイル張りテーブル。







ちょっとそこら辺に置いて見ると、こんな感じ。







そのうち、布とジッパーとスポンジを買い、クッションを自作して完成となる。




しかし、ドドンの仕事はまだまだ続くのだ。


せいぜい酒で、憂さを晴らしてくれ~ぃ。


どうせサリサリストアーの安酒だ。


ツケが払えなくなったら、肩がわりするぞ。

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