ビーチボーイ&ビーチガールのクロニクル

南国ビーチで、ゼロからリゾートを建設し、営業し暮らした記録です

椰子の木の移植・・・前編

(移植する前)



久しぶりに敷地内の椰子の木を移植した。




ところで、南洋といえば”白いサンゴ礁!”


松田聖子さんの青でなく白、私の世代は、『ズーニーブー』だ。



『ブーフーウー』ではない、『ズーニーヴー』というグループだ。


歌詞は、すでに他界した阿久悠さんの出世作となったらしい。




そして南洋といえば、ヤシの木。


私も好きだ。


見ていても飽きない。





クラブハウスの横に、あと2年もすればココナッツが生りそうなココ椰子の木(冒頭の画像)がある。


植えて12~3年というところか。


この場所には、将来クラブハウスの延長として客室を作る計画だ。


まあ予定であって、うまくいくとは限らないが。


しかし、木は大きくなればなるほど移植が大変だ。



(一番簡単なのは、茶色になって落ちたココヤシの実を、欲しい場所にアタマだけちょこっと出して植える事だ。十中八九、暫くするとピロンと小さい葉が出ている。十年ほどで実が成り始め、4~50年後には、高さ20m。自然界の寿命は、人と同じ70年くらいと云われている。古い木はだんだん実が成りにくくなるし、倒れると危険だから、切り倒してヤシ材木として売るのだ。)




さてこのヤシの木は、今でも高さ10メートル、掘り出せば5百キロはあるだろう。


高さの10メートルのうち、葉がかせぐのが8メートル近い。


幹の部分は太いので非常に重い。




今のうちに移植しないと。


そこで・・・。



(2人ひと組でヤシの周りを掘り出す)




(別の場所でも、2人ひと組で移す穴を掘り出す)



掘り返し組の2日目となった。



(ヤシの木は無数のヒゲ根で立っている)




近代建築の高層ビルじゃないけれど、ゆらゆら揺れることで倒れないらしいのだ。




(びっしりと生えた髭根を幹のすぐ横でカット)


エッ!こんなところで根を切って大丈夫なのか?


枯れてしまうのでは・・・・



(幹の下部の髭根もカットして皆で押し倒した)




思い出しただけで疲れてしまいました=「思い出し疲れ」とでも言うべきか・・・ですので、後編に続きます。

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