ビーチボーイ&ビーチガールのクロニクル

南国ビーチで、ゼロからリゾートを建設し、営業し暮らした記録です

マイコ―

マイコ―




フウテンおやじ妻です。



少し前、あのマイケル ジャクソン(通称マイコー)の


ピーク時の、カッコいいマイコーをあえて載せてみました。



「これで正真正銘の最後のコンサート」となどと言って、今年の夏にラストコンサートを開くとか。
そのチケットが4,5時間で完売、しかもあまりの好評さに急遽追加公演を決定したそうです。
そのコンサート発表の前に、確かマイコーはまた“あの”鼻が取れたとか腐ったとかでニュースになっていたはずです。


なぜかというと


彼の元のお顔はこんなで



このでっかいお鼻を何とかしようと、数年に渡る数度の整形手術のせいでこんなになってしまったからです。




これが毎度お騒がせの鼻





夏のコンサートで、


《フ~ッ、ホ~ッ、ヒッヒ~》


とか歌いながら、ムーンウォークしてくるっと回った時に、ポロリとお鼻が取れちゃったりしないんでしょうか?


ごく最近、ドイツ人の美容整形外科医が耳の軟骨を鼻に移植してこのように大丈夫になったようですが。。




鼻の先が不自然に尖がっているのが、これまでの歴史を物語っています。


この手術の成果を確認するために、危険をおかしてまで、ファンの前でくるっと回ってみようと思ったのでしょうか?


いずれにしても、マイコーの鼻がとれないことを、コンサート成功をセブのド田舎よりこっそりとお祈りします。


(今から20年近く前のお話です)

塀に化粧する


スッピンじゃ、見た目が悪いので、化粧します。



ホーリーウイークが終わりました。


ヤレヤレです。


現場休みの3日間でしたが、フウテンの3日間は、今後の作業の計画であっという間に過ぎました。


“過緊張”のせいで、現場が無くても、やはり朝は4時半から5時には目が覚めます。


アイデアを考えたり、思いついたことをメモしたり、PCしたりですぐ朝食タイム。



現場がないので、もう少し寝てればと思うのですが、目を瞑りじっとしていると、かえって辛いのです。


ずっとこれですから、自分では気が付かなくても、心身のどこか壊れているのではないでしょうか。


根っからの働き者ならともかく、私フウテンの場合どちらかというと、ひとより早く仕事を片付けて、人より早く遊びたいというタイプでした。


今のような本性に反する生活が、いつまでも続けられるはずはない様に思います。





さて、塀のペイント始めました。


ウチのブロック塀は総長200メートル以上あります。
これだけ長いと材料費、手間賃すでに相当かかってます。


しかしブロック積んだだけでは・・・・





化粧、そのいち。



ウチの職人達に限らず、フィリピンスタンダードではこの程度の仕上がり。


はっきり言って、雑で汚く、そのまま人様の目にさらす代物ではありません。


かといって、「きっちりと、見た目キレイに仕上げるのだ。」といったところで、逆立ちしたって無理です。


ですからアラを隠すための、あみだクジ模様にしました。


(↑グチです。)


そこで考えて、前にもお伝えしましたが、まず上の画像のようにモルタルで化粧しました。





この化粧だけでも、200メートルですからセメント、砂、手間賃が大変でした。
(またグチです。)


そしていよいよペンキ塗りに取りかかりました。




白のツヤ有りと黒のツヤ無しの、ラテックスペイントを混ぜてグレー色を作り、アミダくじ模様以外の部分を塗る。


1度塗りで仕上げるよう、何度もスタッフに念を押しました。


2度塗りすると、50ガロン(約200リットル)近いペンキが必要になります。


しかも、低品質のフィルピンのブロックですから、どうせ何度塗りしようと、表面がボロボロペンキごと剥げますので、無駄です。


1年後かには、無数のハゲ落ちをタッチアップさせられるのが目に見えてます。
(またまた愚痴です。)




グレー色を選択した狙いのひとつは、剥げたところが目立ちにくいからです。








そしてアミダくじ部分を白で塗ります。


この部分はブロックの表面ではなく、モルタル仕上げ部分ですので剥げにくいはず。


2度塗りで、コントラストをきっちり出します。




さてこの長さ200メートルのペンキ塗り、いつまでかかるでしょう?


仮に職人9人全員にこれだけをやらせたとしても、10日から2週間ってトコですか。


実際には、いろいろ他の仕事の段取りもあるので、このペンキ塗り、いつ終わるかまったく検討もつきません。


ここでは、全ての工事に工期や予定などは立てられないのです。



終わったときが、完成日です。


“時は金なり”なんて理屈は、南洋の国では通用しません。


仕方ありません。


(またまた、またグチです。)